筋肉を鍛えないといけないと思いつつ、筋トレが好きじゃない人へ

 

この仕事を通してずっとテーマに掲げている事のひとつです

 

正直、あまりストイックな性格ではないもので

追い込んだり地道な事が好きな事以外じゃできない性分です

 

それに筋トレして筋肉がつくのは当たり前で

 

せっかく体の勉強をしているのだから

筋トレしなくても結果を出す方法こそが「技術」ではなかろうかと思いました。

 

 

そして過程よりも結果をもとめた場合、

筋力を向上させてもそれだけでは意味がないし

 

そもそも不具合が起きている人は筋力が足りなくて起きている人など実際は

100人に1人もいないと臨床的に言いきれます。

 

単に筋力(収縮力)は強くても、

そもそも伸びる(弛緩、延長)しない事には力を持っていても発揮できません

 

そして人間の運動が関節運動である以上は、

 

関節のアライメントの安定性も必要

 

それは骨格矯正のカイロの分野だけの話ではなく、

 

筋肉の働きでもあるのです。

 

筋肉の機能をある程度ざっくりわけると、以下のものがあります

 

 

1 収縮

 

 

2 弛緩

 

 

3 協調性

 

 

本当は収縮ひとつとっても、

遠心性、等尺性、短縮性と3つのパターンにわかれるし

 

普通筋肉の機能を3つにわけるなら、

平滑筋、心筋、骨格筋にわかれるのを同業者の人はまず思い浮かべるはずです

 

しかし定義や理論的な確証など話だすとキリがないので

 

今回は運動学や機能解剖の観点からの3つの働きで、

 

さらには「3 協調性」についてのお話です。

 

 

アクチンやミオシンを考えた上での組織の目みたいな話も楽しいですけど割愛し

 

協調性、これがとっても大事です。

 

高齢者の歩行障害や関節運動にともなう痛みは

 

臨床的には8割以上が協調性がうまく機能せずに起きています。

 

もちろん高齢者じゃなくても、

 

10代でも痛みをともなう不具合が出ている人はもちろんですし

 

不具合が自分で気がつかないレベルでも、

 

必要以上に疲労する原因になっている場合も多々あります。

 

 

協調性は、相反神経支配(reciprocal innervations)と同時収縮(co-contraction)があります。

 

 

相反神経支配は関節運動が起こるときに、

 

主動作筋が緊張すると、拮抗筋が弛緩する神経機構です

軽い収縮で、運動の速さがでます

 

同時収縮は、主動作筋・拮抗筋が同時に収縮することで、

 

関節の安定性に関与します。安定性が大事!

 

強い力で、関節運動を起こす場合は少しややこしいんですけど

同時収縮の状態から拮抗筋の筋を弛緩させることで、

 

関節を保護しながら、運動しているのです。 (拮抗筋は弛緩していない状態です)

 

 

これから考えると膝関節を伸展する場合に、

 

主動作筋は大腿四頭筋、拮抗筋は内側ハムストリングスと考えると、

 

内側ハムストリングスが収縮できない場合は、

 

膝伸展筋力を発揮することができないということになります。

 

筋のこと一つを考えても、色々な現象が起こっています、楽しいですねー

 

他にも膝関節で言うとおもしろいのがリハビリではおなじみのOKCCKCにおいても

 

主動作筋と拮抗筋の協調性が低下している場合、

CKCだと考えられていたんですが実際に 筋

 

電図とうをもちいて数値化してみると2関節筋(この場合の大腿直筋、ハムスト)

 

はほとんど機能してない事がわかります

なぜかっていうと、膝関節が進展する分、股関節が屈曲するからです。

 

でも2関節筋だって「力を他の関節に伝える」っていう

とっても大事な働きを行っているので見損なわないで下さいね。

 

さぁて、そうなってくると他の筋肉との連鎖や、

 

ハムストは結局歩行時や立ち上がる時に進展?屈曲?

 

と繊細な話になってくるので本日はこの辺で。

 

結論として、

 

筋力を上げるだけなのは×

筋力と柔軟性を両方ともバランス良く上げるが○です。

 

 

 

体の事は全部いい方を見つけます

仮に、2択になったら両方選ぶ方法はないか考える感じです

 

そうすると、楽しくなってきます

 

 

 

 

エグチ