筋肉の性質の話
どうもこんにちは。まだまだ雪が残ってますね。凍ってるのが怖いです。
そんな底冷え厳しい寒さの中PCを立ち上げてみました。
やっぱり、寒さに強い人。弱い人ってのはいます。
そして、寒さに弱い人に対して色々と要因はあるんですが共通点としてまずあげられるのが、筋肉量の少なさ。さらに裏を返せば運動量の少なさがあると思います。
ここで普通なら、レッツ筋トレ!有酸素運動!となるんでしょうけど
上記の事をふまえた上で、「実は怖い間違った筋肉(筋トレ)の常識」を書きたいと思います。
筋肉ってもんを一般の人は、筋トレやダイエットの時、あとはまぁ何となく筋肉あればいいんだよね?と盲目的に思う人が多いと思います。
でもそんな「筋肉」のメリット、デメリットよりも
そもも「筋肉」の性質の方で今回は筆をとろうと思った次第であります。どうぞお付き合いくださいませ。
筋肉はつねに体内で合成され、逆に分解もされています。そのバランスが今の体形となります!
合成の勝る人は筋肉がつき、分解の勝る人はつきません。
(マニアックな場合で言うと、筋肉の筋繊維の本数が人種や、個人によって違いますが・・・割愛)
これを変えて筋肉をつけ脂肪を減らすには・・・
適切なトレーニング、そして適切な栄養と休息が必要です。
ここでどうしてもトレーニングだけでうまくいく人(合成が勝るタイプ)と
トレーニングしても、あまり筋肉がつかない人(分解が勝るタイプ)に分かれてしまいます。
さぁー頑張るぞー!と、トレーニングをすると、まず脳はいつもより「力を出した」「伸ばされた」「疲れた」などの情報を受け取ります。
その「刺激」に体がどう反応するかはトレーニングの強度と内容次第。
ここで「筋肥大」に言ったり、「持久力」「瞬発力」などなど、色々な性質が付け加えられます。
さて話を戻しまして
トレーニングの負荷に対応できそうな強度なら体は一致団結し、同じような刺激を受けても対処できるよう筋肉を変化させ始めます。
ざっくり言うと、以下のような反応が起きます。
(1)いつもより力を出した →力が必要なので筋線維を太くする
(2)いつもより伸ばされた →長さが必要なので筋肉の柔軟性を増す
(3)いつもより疲れた →スタミナが必要なのでエネルギー産生を高める
トレーニングで体を変えるには、このように「自分がどうなりたいか」を踏まえて適切に刺激をし、反応を引き出すことが必要なんですねー。
結論から言うと
「身体が対応できるギリギリを攻める」なんだけど、それが案外物足りない負荷なのがポイントです!
本人の主観じゃなくて、筋繊維の話です
筋繊維に対して激しすぎるトレーニングで強烈な刺激を受けると、筋肉はそれ以上破壊されないために硬くなります。
これを繰り返す先が、硬くて大きくはあるけど酸欠になりやすく痛みを起こしやすい筋肉になります。
また硬いと、当然繰り返すトレーニングの先に炎症を起こすなどのケガの可能性もつきまといます。
この仕事しててジムでトレーニングしてたら痛めたって人は定期的に来てくれますが
往々にして激しいトレーニングってよりは、たまたまメニューを変えた(同負荷程度)か、そもそもいつもと同じトレーニングしかしていない。って人が圧倒的に多いです
また炎症を起こす手前は当然、ケガの手前の状態何で筋繊維が強くなるってより
そもそもケガしかけの状態から修復に特化する状態になります。
ただ当然楽すぎたら何も起きませんし、刺激がなければ年齢とともに衰える一方に・・・。
つまり話を戻すと「ギリギリなんとか体が対応できる」ところを狙って刺激するのが、効率よく筋肉をつける前提条件となります!
「筋線維を太くする」と体に決断させられたら、筋肥大に役立つホルモンが分泌されたり、筋肉周辺に存在するサテライト細胞が筋肉に融合したりします。
それらの作用で運動後48時間は、筋肉を合成する体内システムが強く作動するのです。
このタイミングで、十分な栄養が筋肉に供給され適切な休息をとれると、筋線維は確実に太く大きくなっていきます。
さてだいぶ長くなったからこの辺で締めます。続きはすぐまたあげますんで、よろしゅうです。
あ、あとここではあくまでも
目的→健康、ダイエット等で
手段→筋トレ。的な感じになってるかもしれませんが。
上記で言いたいのは
目的→筋トレ、筋力がつく
手段→筋トレの仕組み、筋肉の性質の説明。なんで、あしからず。
これがダイエットや健康だったら
トレーニングと言うより、適度な運動と汗をかく。これが全体の2~4割くらいをしめます。
あと、人によってさまざまだけど「健康」「ダイエット」なら絶対最低3割は「食事」がしめますよね!
では今度こそ、また次回!