腰膝酸軟
腰膝酸軟
って言葉を聞いたことありますか?
鍼灸師の方なら、なんて事のない言葉だとは思いますが
教科書通りにみれば
腎が虚す(腎の機能が下がるみたいなイメージです)と腰や膝に力が入りにくくなります。
なんせ寒くなってくると一番最初にダメージを受けるのが腎臓なんて話もあります。
もう少し詳しくいいやつをコピペしますね。
【臨床表現】:
腰膝痠軟(ようしつさんなん)
腰膝酸軟とも書きます。腰や膝がだるくて痛い
形寒肢冷(寒がり、四肢の冷え)、腰膝以下が甚しい。眩暈、無気力、顔色が晄白(こうはく、光沢のある白)か黧黒(れいこく、暗くて黒い)、舌質か淡胖、苔が白、脈は沈弱、両側の尺が甚しい。
次の症状も見られます:
男子がインポテンツ、女子が官寒(子宮の寒冷)による不妊、性欲低下、小便が清澄で尿量が多い、夜間尿が多いなど
或は慢性下痢、五更泄瀉(ごこうせっしゃ、夜明けの下痢)
或いは尿少で浮腫、腰以下の腫がひどい、押すと指が埋まる、酷い場合は、腹部脹満、全身に浮腫み、動悸気短、喘咳痰鳴。
腎陽虚証は、臨床でよくみられる証です。他の証と伴って表れるケースが多いです。特に陽虚体質の人や、高齢者や、或は慢性病を持つ人に、上記の症状がありましたら、他の病証を治療の同時に、温補腎陽もしましょう。
温補腎陽
温は温める。
補はおぎなう、補填。
腎はそのまま腎。
陽は陰陽の陽ですな。
とにかく腎臓ないし副腎を温めるのが、西洋医学的にも
この時期メリットは多いでしょう!
※ここで水液代謝異常の人も最近と言うか少し前から大事なキーワードなんで、ガッツリ載せますね。
水分代謝異常によって発生する『水毒症状』について
飲食物から摂取した水分は、体内に吸収されます。
体内の水分は、2/3が細胞内にあり、そして残りの1/3が細胞の外にあります。
細胞内の水分と細胞外の水分は、細胞膜や血管壁を通じて常に体内の水分代謝が行われているので、通常は、水分量は一定です。
しかしこのバランスが、気候の変動や精神的ストレス、あるいは飲食面の要因などの原因で崩れると、細胞外の水分が増える事があります。これが、むくみ(水毒)となって表れるのです。
では、貴方が水毒かを判断する簡単な方法をお伝え致します
- 朝起きた時に、まぶたが腫れていたり、ふくらはぎや足の甲のむくみを押すと窪んで、その窪みがしばらく元に戻らない人。
- 仰向けに寝て、みぞおち部分を叩くとチャポチャポ音がする人。
- 喉が非常に渇く。
この様な症状が有る人は、水毒の可能性があります。
この症状が無いからと言って貴方が水毒では無いと言う事では有りません。あくまで素人でも判断し易い簡単な水毒判断方法です。
あしからず。
そんでですね。
対処方として一番簡単なおススメが背中から腎臓をあたためる!
この辺を、なんやかんや温めるのをお勧めです。1日5分やるだけでも違いますよー。