足の話、とくに足底の話をさせてください

足についての関心が高くなっている、今日この頃です
なんだか脊柱の勉強して疲れる→足の勉強に変える→楽しい→疲れる→脊柱に変える・・・
という勉強法というか、掘り下げ方をここ何年も繰り返しています。
なるべくやらされる気持ちではなくて、やりたいからやっている感じでやると
こんなだらしないループになりますが、とってもワクワクして座学が出来るのは良い事だなぁーと思います
ひとまず今回は基礎的な足底の話をします。
案外わかっているようで、わかっていない。見落としがちな機能が細かくわかれています。
足底の勉強をこれからしたい人へのポイントが
・整形外科的な知識も必要
・テーピングか、足底板が欲しくなる
・矯正も必要(筋トレの意味があまりない)
この辺がポイントですね。
例えば

こんなのもあります。もちろん上の図では足りない情報もあります。
土踏まずの役割
まず、土踏まずは三つあります。


いわゆる土踏まずは、内側の縦アーチのイメージではないでしょうか?
その役割なんですが
内側縦アーチ → 左右の揺れをコントロールする
外側縦アーチ → 体のひねりをコントロールする
横アーチ → 前後の揺れをコントロールする
ってな感じです。さらに言うと横アーチを前後、遠近でわけると、なおベストです。


それぞれの構成です
内側縦アーチ
踵骨、距骨、舟状骨、楔状骨、第1中足骨で構成されます
筋では後脛骨筋、前脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、母趾外転筋によりアーチが支持されます
外側縦アーチ
踵骨、立方骨、第5中足骨で構成されます
筋では長腓骨筋、短腓骨筋によりアーチが支持されます
遠位の横アーチ
第1-5中足骨で構成されます
筋では母趾内転筋により支持されます
近位の横アーチ
3つの楔状骨と立方骨で構成されます
筋では長腓骨筋により支持されます
土踏まずは衝撃を吸収するというのは聞いた事があると思います
この衝撃吸収としての役割と。つま先立ちなどの際の足部の剛性調整の役割の説明に対して
トラス機構とウィンドラス機構というのがあります
トラス機構

これは荷重時にアーチが崩れ、衝撃吸収に働く機能で
距骨が下方に押し下げられて、その際に特に足底筋膜が伸ばされることで
ちょうど引き延ばされたバネの様に働き
衝撃を吸収を行うシステムです
ウィンドラス機構

これはつま先立ちや歩行時の蹴り出し時に、足部の剛性を高める機能で
中足趾節関節を背屈する(足の指を伸展)ことで、足底筋膜が伸張されて
アーチが強まり、剛性が高まるシステムです
足部のアーチの機能に関して、足底筋膜がキーになりますが
このアーチの構成には上記に記した筋群が重要になってきます
これらの筋群の機能不全により、足底筋膜の長さが変化しアーチが崩れてくることもあります。
衝撃を吸収するという事と、エネルギーを発生させる。
衝撃を吸収するのが トラス機構
バネのように弾む事で、推進力を生み出すのが ウィンドラス機構
歩くときに地面を蹴る時にエネルギーが発生して、それが細かな歪みのラインにのっとって
螺旋状に足底から足首、脛、膝、股関節と、どんどん上に上がってきます。首まで届く場合もあります。
これは足底の歪みの大小だけじゃなく、身体の柔軟性や、疲れのたまり具合も関与します。
ただ地面を変えるエネルギーを、矯正+テーピング、足底坂などで、プラスのエネルギーに変えれたら理想ですよね!
歩くことや、運動する事が人によってはマイナスになる事も残念ながらあります。
その過程で筋トレをしてしまうと、余計にダメージが大きくなります、負荷が増えるのだから当然ですね。
ただそのダメージが身体の遠い場所にきたり、痛みではなく慢性的な疲労感などになると
もう見当もつきませんよね。なにせ本人は身体に良い事をしているつもりだし
基本的にネットや、雑誌の情報などは個人に向けて発信するものではないので
人によって個人差が大きい足底の歪みはやっかいなもんです
あとは足底の歪みのせいで、身体の柔軟性が上がらない人もいます。そういう人は施術して身体の可動域がかわると
ビックリして急に心を開いてくれます。いい事だし嬉しい気持ちになれます。
江口

