本当に足底の筋力(筋肉)が落ちているから、アーチがなくなるの?
整形外科にいた時によく耳にしていたのが、タオルギャザーというトレーニングです
整骨院で勤務していた時にもよく指導していました。今は勉強不足だったなと反省しています。

名前は聞いた事ない人もいると思いますが、こういう指導はされた事は案外多いのではないでしょうか。
中には立ってやると、またプラスαの効果が得られるので立位でやるのを進める店舗もあります。
ちょっと書き方がまずかったのですが、足裏(足底)を鍛えるにはタオルギャザーという方法に異論はないんですが
足は色々な事が起きているので、とりあえずタオルギャザーやっとけっていう風潮はいかがなものか?と思います。
実際、色々な店舗で働いてきましたが一辺倒に言っている所が病院も含めて多かったです。
さて話を戻します。
「足のアーチをささえるものは何か?」ここから整理していきましょう。
骨は足根骨が石垣のように、横から見ると台形が扇状に重なっています。
まさに石橋って感じですね、足根骨は。

こんなイメージでも問題ないくらいです。

このように骨だけでも、アーチを支えるような構造になっているものの
人間が一生のうちに歩くたびに、地面に足の裏が打ち付けられる回数は何回でしょう?
とんでもない回数になってしまいますね。それに時にはスポーツによってジャンプするものは大変ですよね
骨組みを固定する為に次は靭帯です。

足底腱膜は当然、大きくかかわってきますよね。実際にアーチをつくる元にもなっています。

※補足、骨組みとしての役割
後足部
・可動性
・足部の柔軟性、固定性に関与
・近位関節や骨への力の伝達
・遠位関節の可動性に関与
中足部
・可動性が無く、1つの剛体として機能する
前足部
・可動性
・身体の土台
・身体を前方へ押しやる推進力として機能する
興味深い所だと、人間が立ってる時にどのくらいの割合で筋肉が支えているのか?という事を調べた論文がありました。
“When a person is standing quietly, there is no activity in the intrinsic muscles (except for short bursts of activity, which presumably are evidence of postural adjustments). This electrical silence supports the concept that muscle activity is not necessary to maintain the arch of the loaded foot when it is at rest.”
これを訳すと、
「(多分姿勢を調整している形跡であろう筋活動の短いバースト放電を除いては)人が立って静止しているときには、内在筋はまったく活動していない。
筋肉 の電気的活動がないというこの事実(電気的休止)は、
安静時において体重の載った足のアーチを維持するのに筋肉の活動は必要ないという考えを裏付けるもの である。」
ハッキリすると嬉しいですね。
要するにじっと動かずに立っている時に体重を支えているのは筋肉ではなく
靭帯と骨組みって事です!
素晴らしいですね、じゃないと立っているだけでアーチが無くなってくるという事になりますからね。
だから逆にいうと靭帯が伸ばされる事で捻挫みたいに、色々な足の障害が起こりだします。
※内在筋の補足
短指伸筋、母指外転筋、短母指屈筋、短指屈筋、小指外転筋、第3指と第4指の間の背側骨間筋
長くなったので次回に続きます!いえい
江口

